長崎へ旅行してきました。
2007年7月1日 エッセイ ども、松岡元農林水産大臣の話をしようしようと思いつつ筆が遅々として進まないエンです。
長崎へ行ってきたのですが、大分より都会でして大いに驚きました。無論田舎だなぁと思う部分もあるにはあるのですが、それでも生活する分にはなんら不自由はないのではないでしょうか。
というわけで、あの話です。
ここから書く事は完全な私見でかつ推測のみの話になります。ようは下衆の勘繰りという奴ですね。ですので話半分に聞き流していただきたく思います。
最近、WTOの突き上げが辛くなってきました。そしてそれに+αとして元気になった経済界が輸出入自由化を求めて日経新聞などで声を大にして発言しています。
「米・農産物の輸入関税を下げろ!」と。
農産物の輸出入自由化を得ることで、中国や韓国、アメリカとの関税を下げ、特に工業製品などの関税を下げてより輸出を活発化させようと主張しているわけです。無論、これは前内閣・現内閣の意向とも合致しているわけで、流れは止まりそうにありませんでした。
ただこの流れには一つ問題がありまして、日本の農業はただでさえ低い食料自給率です。それがさらに低くなる可能性が大きいわけです。なぜ、低くなるのが問題かといわれますと、想像に難くないのですが中国や韓国の安い野菜が大量に入荷されてしまい悪貨が良貨を駆逐してしまう可能性が格段に上がるわけです。
スーパーなどの原産地偽造問題、内容物混入、等。特に中国では衛生状態が劣悪でかつ有害物質だらけの食糧事情というどうしようもない様が露呈しております。
このようなままでは、外食産業は何処の産地か判別できないので二極化が進み、中流階級用のお店が衰退する状況が来るのではないだろうか、と危惧しております。
また、日本国内の農産物においても廉価だったものまで一気に上昇してしまい日本家庭のエンゲル係数が上がるのではないだろうかと危惧してしまいます。
そして、松岡前農林水産大臣は考えとしては農産物の関税率を下げるのには反対をしておりました。特に中国系の輸入に関しては。
日本の食卓を守るためにも、安易な輸入政策をとるわけにはいかないと発言なさっていたと思います。
現内閣自体も経団連やその他諸々の産業団体の意向を伺わなければならないわけで、その際に最も邪魔になるであろう人物が松岡氏だったわけです。
邪魔になる人物を内側に取り込むことは、(政治家は結果を出さなければ先が無い世界なので)本人の意向と反対である政策を推し進めさせる力があります。
そして最も邪魔になる人物は、逆に一番力を発揮する人物でもあります。何故なら、反対をしている理由は農林族であるからこそ反対をしていたわけで、松岡氏は農業団体を黙らせる事ができる男でもあったわけです。
そのような経緯があって農林水産大臣に任命したのではないだろうか、と。いわゆる小泉流ですね。
松岡氏に上記のような葛藤があった上に、あのような足元を掬われる事件があって、何とか改革を推し進めないよう辞職の意向を示したが許されず、あのタイミングで命を絶たなければ日本の食卓事情に禍根を残してしまったのではないでしょうか。
とまぁ、事情を知らない馬鹿の勘繰りでございました。
ここから先は、ご想像にお任せしますが、陰謀論、松岡氏極悪説などと多数ございますでしょうが、日本を守るために一人の政治家が命を絶ったと考えてあげなければ浮かぶ瀬もないのではないでしょうか。
乱文失礼
あ、別に安部首相の批判のつもりではございません。
ただ、FTAや関税自由化に対して農産物は時期尚早かと思っているだけですよー。
どちらかというと、農業法の改正の方が重要かと思います。
長崎へ行ってきたのですが、大分より都会でして大いに驚きました。無論田舎だなぁと思う部分もあるにはあるのですが、それでも生活する分にはなんら不自由はないのではないでしょうか。
というわけで、あの話です。
ここから書く事は完全な私見でかつ推測のみの話になります。ようは下衆の勘繰りという奴ですね。ですので話半分に聞き流していただきたく思います。
最近、WTOの突き上げが辛くなってきました。そしてそれに+αとして元気になった経済界が輸出入自由化を求めて日経新聞などで声を大にして発言しています。
「米・農産物の輸入関税を下げろ!」と。
農産物の輸出入自由化を得ることで、中国や韓国、アメリカとの関税を下げ、特に工業製品などの関税を下げてより輸出を活発化させようと主張しているわけです。無論、これは前内閣・現内閣の意向とも合致しているわけで、流れは止まりそうにありませんでした。
ただこの流れには一つ問題がありまして、日本の農業はただでさえ低い食料自給率です。それがさらに低くなる可能性が大きいわけです。なぜ、低くなるのが問題かといわれますと、想像に難くないのですが中国や韓国の安い野菜が大量に入荷されてしまい悪貨が良貨を駆逐してしまう可能性が格段に上がるわけです。
スーパーなどの原産地偽造問題、内容物混入、等。特に中国では衛生状態が劣悪でかつ有害物質だらけの食糧事情というどうしようもない様が露呈しております。
このようなままでは、外食産業は何処の産地か判別できないので二極化が進み、中流階級用のお店が衰退する状況が来るのではないだろうか、と危惧しております。
また、日本国内の農産物においても廉価だったものまで一気に上昇してしまい日本家庭のエンゲル係数が上がるのではないだろうかと危惧してしまいます。
そして、松岡前農林水産大臣は考えとしては農産物の関税率を下げるのには反対をしておりました。特に中国系の輸入に関しては。
日本の食卓を守るためにも、安易な輸入政策をとるわけにはいかないと発言なさっていたと思います。
現内閣自体も経団連やその他諸々の産業団体の意向を伺わなければならないわけで、その際に最も邪魔になるであろう人物が松岡氏だったわけです。
邪魔になる人物を内側に取り込むことは、(政治家は結果を出さなければ先が無い世界なので)本人の意向と反対である政策を推し進めさせる力があります。
そして最も邪魔になる人物は、逆に一番力を発揮する人物でもあります。何故なら、反対をしている理由は農林族であるからこそ反対をしていたわけで、松岡氏は農業団体を黙らせる事ができる男でもあったわけです。
そのような経緯があって農林水産大臣に任命したのではないだろうか、と。いわゆる小泉流ですね。
松岡氏に上記のような葛藤があった上に、あのような足元を掬われる事件があって、何とか改革を推し進めないよう辞職の意向を示したが許されず、あのタイミングで命を絶たなければ日本の食卓事情に禍根を残してしまったのではないでしょうか。
とまぁ、事情を知らない馬鹿の勘繰りでございました。
ここから先は、ご想像にお任せしますが、陰謀論、松岡氏極悪説などと多数ございますでしょうが、日本を守るために一人の政治家が命を絶ったと考えてあげなければ浮かぶ瀬もないのではないでしょうか。
乱文失礼
あ、別に安部首相の批判のつもりではございません。
ただ、FTAや関税自由化に対して農産物は時期尚早かと思っているだけですよー。
どちらかというと、農業法の改正の方が重要かと思います。
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