「日本人は死ね」と殴打 上海の邦人留学生証言

 【上海14日共同】北京で大規模デモが起きた9日に上海市で日本人留学生が殴られた事件で、被害を受けた留学生(22)=滋賀県草津市=らが14日、共同通信社の取材に応じ、容疑者の中国人が「日本人は死ね」などと、反日感情をあらわにしてビール瓶やいすで何度も殴りつけたと証言した。さらに事件を処理した複数の警官まで「小日本(日本人の蔑称(べっしょう))」などと、留学生をののしる嫌がらせをしたという。
 留学生らによると、公安当局は事情聴取の際、「殴ったのが1人なら簡単だ。2人なら中国と日本の関係に影響する」と事実を曲げて証言するよう迫った。公安当局は、中国人女性をめぐる留学生と容疑者の三角関係のトラブルとして事件を処理していた。
(共同通信) - 4月15日1時12分更新



捏造大好き、中華人民共和国。

まぁ、消されないために保存ということで。

 色々聞きかじってますが、まぁなんというか今後どうするか、ってことですな。
 別に中国を日本の力によって変質させようなどとはこれっぽっちも考えません(出来ないだろうし)が、日本がどうするかってことでしょうな。
 韓国の竹島問題も、韓国は完全に全面日本否定なのに対し、日本側の朝日が調べた世論では日本保有と韓国保有が半々(韓国保有案に、どちらかわからないを含めて)といった感じ。

 で、まぁなにが言いたいかというと、向こうに屈する必要性は無いのではないかと。
前々から言われてましたが、「中国で仕事をするのは反日の可能性を十重に承知しなければならない」というのを、「靖国神社参拝を小泉が止めれば何とか、反日感情が消えるさ!」と息巻いてた方は今回の件をどう弁解なさるんだろうか。
 今回の反日デモ(いわばテロ)は「日本の常任理事国入り+日本海域の油田開発」への反対行動だからね。
 何故それに反発するかは今更やし、単純に言うと「気に食わない。日本に負けるのがヤダ」とかだろう。

 それより、面白い記事がこちら。
まず日経新聞。
ボルトン国務次官「日本の常任理事国入り、説得力を持つ」
 【ワシントン=秋田浩之】ブッシュ米大統領が次期国連大使に指名しているボルトン国務次官は11日、国連改革について「安全保障理事会常任理事国への加盟を求める日本の主張は近年、一段と説得力を持つようになってきている」と語り、日本の常任理事国入りを強く支持する姿勢を示した。

 米上院外交委員会の指名公聴会での証言。米政府は先週、安保理改革の期限を9月と区切ったアナン事務総長と距離を置く方針を示した。ボルトン発言はこの方針を覆すものではないが、米政府内の慎重論を踏まえつつ日本の安保理入りを後押しする意欲を示した。

 同時に、アナン氏が安保理枠拡大を含めた改革推進を求める勧告を出したことについて「歓迎する。提案を注意深く検討している」と語った。

 核開発問題を抱える北朝鮮やイランについては「大量破壊兵器を放棄しない国家があるなら、国連安全保障理事会で審議する可能性を無視するべきではない」と語り、問題を安保理に持ち込むことも辞さない方針を明らかにした。 (01:21)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050412AT2M1102711042005.html

こちらは朝日新聞
「日本の常任理事国入りは困難」ボルトン米国務次官
2005年04月12日22時30分

 ボルトン米国務次官は国連大使への就任に向けた11日の上院外交委員会の公聴会で、国連改革にともない日本が安全保障理事会常任理事国入りを目指していることに関連し、「常任理事国の構成を変えるのは政治的に極めて困難な作業になる」との見通しを示した。その要因のひとつとして、中国が消極的な姿勢を示していることを挙げた。

 ボルトン氏は、日本の常任理事国入りを強く支持したライス国務長官の東京での演説に言及。その方針を米政府が支持していることを改めて強調した。

 しかし、大規模な反日デモが中国で起きていることや、これまで中国政府高官が日本の常任理事国入りに消極的な発言をしていることなどを踏まえ、「複雑な状況がより複雑化する」と指摘し、実現は容易ではないとの見方を示した。
朝日新聞http://www.asahi.com/international/update/0412/012.html


 話が180度違うw
どっちが本当か、と聞かれたら、これだけのソースじゃ判別することは難しいが、イギリスにいる留学生の方は日本の常任理事国入りは成立しそうとのニュースが多いとのこと。
 日経のほうがまだ信頼が置けるし、常任理事国入りが果たせれば良いですな。

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