古舘「加藤さん、こういう心境(長井さんの心境)で敢えて顔を出して会見するというのは或る意味勇気の要る事じゃないですか?」
加藤「いや物凄い勇気要ると思いますね。4年間迷いに迷って…」
安倍「いや、でも伝聞ですぐ政治家を批判してしまうんですか?伝聞で?」
加藤「いや、現場にいた人ですからね」
安倍「現場にいた人だからって伝聞なんですよ?」
加藤「いやだから、伝聞かどうかもまだ、
安倍「だって『らしい』って言ってるじゃないですか」
加藤「いや〜、だってひょっとしたら、直接色々もっと聞いているのかも知れませんから〜」
安倍「直接色々って『私』から?」
加藤「安倍さんからじゃぁないと思いますけれども〜」
安倍「中川さんからでも無いと思いますよ」
加藤「NHK、主にNHK側からだと思いますけどね」
安倍「それであればですね、それを証明しなければならないです。もし伝聞が違っていたらね事実と違う事で私を批判した事になりませんか?」
古舘「安倍さんに関してはそうなります」
加藤「先程、模擬法廷の話が有りましたけれどね、今日は歴史問題の話ではないと思うんですよね。ジャーナリズムと政治介入って言うものが焦点が当たっている問題だと思うんですけれども、その中でさっき安倍さんの発言でね、ちょっと物凄く面白いと思ったんですけれども、北朝鮮側の検察役で来た黄虎男さん、あれ二度の日朝首脳会談の向うの主席通訳をやってらっしゃる」
安倍「ええ、そうですよ」
加藤「工作員なんですか?」
安倍「そりゃあ事実上工作員でもあるんですね」
加藤「はぁ〜」
安倍「恐らく、加藤さんには窺い知れない世界だと思います。それだけ国際政治に加藤さんもしかしたら精通しておられないと思うんですが、北朝鮮という国はですね、」
加藤「あのぉ、黄さん、は、多少は面識、ていうか、有るんですけど…」
安倍「やっぱそれは面識有るんだと思います。」
加藤「はぁ…」
安倍「その時にマスコミ関係者からですね情報を取る、そしてなるべく北朝鮮のシンパにしようとすると言う事を所謂『オペレーション』と呼ぶんですね。それに関ってるからこそ加藤さんに接触したんじゃないかなぁ、とこう思いますね」
加藤「それと、あとぉ、もうひとつ私根本的なところでね、やっぱり安倍さんはあの国会でそれなりに動きをなす国会議員だし、しかもあの当時は官房副長官という政府の中枢の一員ですよね。言葉は大変重いですよね。公平・公正、放送法の一つの原則。それと同時にやはりいかなる法権力に基かない、法律に基かない介入は排除すべきという放送法のもう一つの原則も有りますよね。そういう設定の中で、大変重い立場の安倍さんから何か言葉が発せられるとですね、それはあの、政治的な圧力とか、うろたえるという事が無きにしも有らずだと思うんですね、」
安倍「それはねぇ、あの、私極めて最初から結論ありきだと思いますが、向こう側が説明に来たいといって、で説明に来て、それに対して公平公正にお願いしますよと私は申し上げたわけですね。それが介入になるのかという事だと思うんですね」
古舘「確かにここでね、安倍さん、整理しますと、その長井プロデューサーは推測でモノを言っているところが多々有ります。『全て』と仰いましたが多々有ります、まぁそれはそれとして、で安倍さんの名誉が傷つく部分が有ったとしたら全く事実と違う事が報道されそしてプロデューサーの方からの会見でも出てきたんだったらこれはキチッとしなきゃいけないことは当然だと思います、だから今日の放送来てもらってるんです、」
安倍「これは、あの、」
古舘「ところが、あのちょっと聞いてください、ところがですね、やっぱり今のちょっと加藤さんのご発言にも関連しますけども30日、2001年の1月30日の放送で29日のそのNHK内部のゴタゴタ、そりゃこれも推測ですよ私現場見てないから、しかし色々聞いていく中ではかなりスッタモンダでギリギリのところで放送カットしたり内容を一部差し替えたり、これは安倍さん中川さん全く関係無い所でも何かの政治的な圧力めいたものが有ったのかなって推測しても、これ不思議はないでしょ?」
安倍「しかし、一方ですね、あまりにも酷い番組が出来たとすると、ねっ、局内で『これはいくらなんでもこれは直さなきゃいけないな』と言うことになっていたという推測も成り立ちますよね。」
Tweet
最新の日記
<<
2025年5月
>>
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27 | 28 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
日記内を検索
コメント