ども、初めての体験の興奮が忘れられないエンです。
 いや、まさかあそこまで大胆にされるものだとは夢にも思わなかったですよ。始めは、まさか・・・と思ってましたが、いざやられると緊張して心臓がバクバクしっぱなしでした・・・(汗
 
 詳しくそのときの状況を話しますと、俺は何時も2:30ぐらいの電車に乗って学校の近くにある塾に行くんですよ。
 そして今日も何時もどおりに同じ電車に乗って、何時もどおりの隅の席でカバンを抱えて座ってました。

 最近、メガネの度が合わないので勉強する時や家にいる時以外はメガネを外してるんですが、彼女が電車に乗った姿だけは何故かぼやけた視界に入ったんです。

 セミロングっていうんでしょうか? 肩にかかるかかからない位の長さの黒髪で、二,三房だけは茶色の髪をした女の人でした。多分年の頃は俺と同じか一個上ぐらいだと思います。
 
 同年代としては少し地味目で動きやすそうな服装をしてボーイッシュな物腰の人でした。

 その人が、さりげなく俺の席の隣に座ってカバンから白い紙を出したんです。まぁ、そのとき俺はまだ何か起こるか知らなかったのでボーと窓の外を眺めてました。(地下鉄ゆえに外は真っ暗ですが)

 ほら、日付もアレの日が近づいてるじゃないですか。18年生きててロクに女性と関係を持ったことがない俺に神様が、幸せを分け与えてくれたかもしれません。
  
 
 あの瞬間が訪れた時は、『まさか。』と思いましたね。だってほら、男子校だったし周りに女性の影がないのでそんなことあるわけないと思うじゃないですか。『何かの間違いだろう。』と半信半疑だったんですよ。
 でも、彼女はいきなり大胆になりました。

 その時は、なんていうか、背筋に電撃が走ったように感じましたね。

 あの感覚は生まれて初めてかもしれません。
 
 
 そのときの事は、あまりに衝撃的過ぎてよくは覚えてないんですよ。もう、その時はパニックになってひたすら落ち着こうとしてました。ええ、情けないことなんですが・・・。落ち着いてからは、まぁ・・・ですねw
 
 
 ぇ? 彼女が誰か言えって?
 
 
 いや、全然知らないですよ?
 
 
 
 ああ、何が起こったか詳しいこと話してませんでしたっけ?
 
 
  
 可愛い女の人が、俺の肩に頭を乗せて眠ってました。
 
 
 さ、寂しい俺にはこれくらいの出来事でも結構嬉しかったんですよ
.・゜・(ノД`)・゜・.

 まぁ、明日は、男子校での卒業式ゆえ、愛の告白なぞ、無関係な俺です。

 全校生徒全員ともボタン全部つきっぱなしで卒業でしょうねぇ(仕様です

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