みんなはっきりいっとけー(さがってーる)

 もういいですか、いい加減このネタ引きずるのやめた方がいいですか?

 むしろ久々の書き込みネタがまた同じなので凹んでるんだろうなとか思われましたか?
 
 凹んでます(それ以外に言うことないのかよ)
 
 ども、気管支は弱く、模擬テストは2連続で点数どん底のエンです。

 これ以上、成績は下がらないので気は楽ですとかは、弱者の方便です(←中学の頃よく使った)
 
 でもねー、でもねー。
 
 逃げだろうなという自覚はあるんですけど、勉強したくないんですよ。
 
 んで、自己弁護のために『受験勉強しても意味なんてない』つー、理屈をでっち上げるわけですよ。今日はその屁理屈について論じてみようかと。
 
 いや、俺だけがでっち上げたり、俺だけが思ってたり、嘘100%で出来てますとは言いませんけど。
 
 そりゃね、それ(受験勉強しない)は3割は正解かもしれない。
 少なくとも、一流大学入ってその後は安泰、何つー、夢幻の時代は終わってますよ、ええ。
 だって、大学つーのは、経済力を培う戦士の養成機関でしょ?
 まぁ、遊んでばっかり、質が落ちた、腐る人材産出箱、とかいろいろ叩かれてますが、それだけ、ってー訳じゃないっしょ。
 
 大学で遊んでた奴でも、なんなり考えて、意地張って、会社入って、普通は歯ぁ食いしばって、メシ食わせてもらうようになるんしょ?
 大学を出ることが全くもって無意味ではないです。

 ただ、受験競争で頑張ろうが、頑張るまいが、『その後は楽を出来ない』。

 これだけは、『受験勉強する意味がない』の中であってる部分だと断言できますよね。

 実際、高卒でも社長になった人はいるし、立派な人もいる。
 有名大学出ても、その後の人生が悲惨な人は山ほどいる。

 
 
 
 でも、できるだけ大学は出とかなければいけない。
 
 何故だろうか。

 就職が採れるから?

 学識がいるから?

 親のメンツ?

 恋愛をするため?

 見聞を広めるため?

 どれも正解のような気がするし、どれも間違ってる気がする。

 俺は、大学に入る理由は見当がつかないけれど、強いて利点をあげるとしたら、視野を広げるという点にあるのではないかと思います。

 なぜなら、中学・高校ではそんな視野を広げられる自由さは持ち合わせてくれなかったから。
 大学ではそんなことをしている時間的余裕がある、と。
一部の特別な学校を除いてではありますけど。


 中学・高校で既に視野を広く考えれる人はいます、実際。でも、すごく稀少です。
 無論、大学を出ても狭い視野でしか物事を見ることが出来ない人は山ほどいます。それは仕方がないことだし、それが日本の何らかの教育の問題点なのでしょう。でも俺は浅学だし、説得力がないから、まだここでは論じません。
 趣旨にずれているわけではないですが、先に、視野の広い人狭い人について説明を付け加えます。
 
 たとえば、大学に入らない人を見る人々の視点について例をあげてみます。
 対象を、普通に中学を出て、高校を出て、働くのではなくぶらぶらしている人に、限定してみます。

 彼、もしくは彼女は、ただの怠け者なのかもしれません。
 また、何か他の視野で物事を捉えているのかもしれません。

 そのような人を、俺は軽蔑するつもりもないし、ちょっとだけ羨ましい生活をしているようにも見える。あくまでちょっとだけだけど。

 そこで、ある大人は彼らを見てただ、『情けない輩だ』と言う。そして、『働く気がない人間は邪魔だ』と言って締めくくる。
 視野が狭い。と、この考え方を俺は思ってしまう。
 この場合、視点は、生活力があるかどうか、もしくは社会の役に立つかどうか、にしか置かれていない。だから、狭い視野しか持つことが出来ない。
 
 それだけで判断するのではなく、他に考慮すべき視点があるはずです。少なくとも広い視野を確保するならば。

 彼らには何らかの理由があるのかもしれない。たとえば、作家になる夢を追いかけているのかもしれない。世界一のDJ、ミュージシャン、タレント、独創的な芸術を切り開く積もりなのかもしれない。

 もしくは、家庭環境が起因して怠惰な性格に育ったのかもしれない。いわゆる社会現象ってよばれるものです。
 これなら、考える人はたくさんいるかもしれません。
 でも、次にこう考えて締めくくる人も多いでしょう。

『TVゲームに原因があるんだ』
『漫画が原因だ』
『学校が理由だ』
『親の教育だ』
『都市部の人口過多によるストレスが原因だ』…etc.
 大きめの理由が見つかったり、学者がそうだと推論をあげればそれに飛びついて、思考を止めてしまう。
 
 確かに、軽蔑するだけで終わる人よりは視野は広いのかもしれません。
 だけど、与えられた答えに満足すれば思考はそこで止まってしまう。

 しかし、それは視野が狭いんです。
 
 大まかな答えで満足し、そこから先には進まない。学校のテストでは正解です。
 現実世界では誤りです。
 なぜなら、それが絶対的に当てはまる答えではないから。
 仮に、ある“大学に行かず働かない人”の理由が、漫画による物だったとします。
 ですが、それ以外にも理由はあるでしょう。たしかに、漫画に多大な影響を受けてそうなりました。しかし、彼の交友関係からの影響は一切なかったのか、家庭環境による影響はなかったのか。
 また、その漫画を読んだ人は絶対にそうなるのか。
 答えはNOです。

 俺も決して視野が広いとはいえませんが、視野が狭い人はそれで納得し、与えられた答えを傘に、言われもない偏見を持ち、差別する。そして、自らの人生を粗末にしてしまう。
 
 
   
 中学・高校の勉強は、答えが出た時点で止まることを良しとして、先に進むことを奨励していません。少なくとも、進学校ではその傾向が強い。
そして、受験勉強も全く同じ事をしないと受かりません。

 なので、日本では大学にはいるまで視野を広げることをする余裕がない。いや、広げないよう規制されます。

 だからこそ、“ぐろーばる”な人間になるために“視野を狭くしていく受験勉強”をして大学に入る。もちろん、それだけが全ての理由ではありません。でも、ほんの少し心の底でそうなることを夢見て、大学に入る。
 

 だけど、視野を狭くする勉強が身に付いたまま大学生活を過ごしてしまい、せっかく手に入れた“視野を広げる機会”をみすみす逃したまま、社会に出てしまっている人は、案外多いのではないでしょうか。
 
 
 
 これらが、俺の中で『受験勉強をしても意味がない』理由であり、『大学に入らなければいけない』理由です。

 長くなって、堅くなりましたが、言いたいことは以上です。

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