2001年10月12日
 波ってのがあるのだ。
身体の調子も、気分にも、人生と言うか生活にも。

 ぼけらー…なのだ。

 最近ずっとそんな感じなのだ。

ふぅ、風邪っぽいんだけど表面に現れなくて内部で着々と進行してて辛いのだ。

 かふかふ(吐血

 最近面白いコトなーんも書いて無いなぁ…。

 中身があるのか無いのか解らない事ばっか書いてるし、読んだ他人は気が滅入ってしまうような物ばっかりだ。

 良くない。
 非常に良くない。

 とりあえず、しゅぱんっ、って感じですっぱり雰囲気を一掃したいのだ(w

 無理なのは、端からわかってますがね(w

 したい事はいっぱいあるのだ。
 小説書きたいし、日記も書きたいし、ゲームもしたいし、日本史もっと調べてみたいし、部活も発展させたいし、ヒトと会話したい。

 でも、踏み出す前で俺は止まってる。
踏み出す勇気がないんだろうな。
勇気だけじゃなくて、条件が揃わなかったり、気が乗らなかったり、体調が悪かったり。

 でも、それを理由にして俺は結局踏み出す事をしようとしない。

 『コロンブスの卵』って有名だよね。詳しくは覚えていないけど。
 コロンブスがアメリカの近くまで行った事に対し、
「あんな事、俺でも出来るぞ」
 といった者に、
「卵を縦に置く事は出来るか?」
 と、コロンブス言った。
その者は、
「そんな事は出来ない」
 と、答えた。

 コロンブスはその人の手から卵を取って、テーブルに卵をぶつけ下の部分を割って平らにして、卵を立たせた。

 その者は、
「そんな事簡単じゃないか」
 と、コロンブスを見てから言った。

 コロンブスはこう答えた。
「貴方はさっき出来ないといった。私が見せなければ貴方は一生かかっても、出来なかっただろう」

 何かを踏み出す一歩ってとても難しい。


 ある日本の古代建築の棟梁はこうも言う。
「新しい物を作るのは簡単なんです。今までのを捨てればいいんですから。でも古い物を残して行くってのはもっと難しいんです」
 彼は、古い物を守ろうとする一歩を踏み出したのかもしれない。そして、今も彼は進んでいるのだと思う。途中で投げ出さずに。

 何かを成し遂げる為に一歩を踏み出す事。
 そしてそれを継続して続けていく事ってやっぱり難しいと思う。
 そして何時の日か、それを人は成し遂げる。
幾万の小さな努力、大きな努力を積み重ねて。

 周りから見れば、些細な出来事に見えても、それはとてつもなく辛い事なのかもしれない。


 人は、特別な人もいる。
勉強しなかろうが、練習しなかろうが当たり前の様に良い成績を叩き出す人はいる。
 人は、普通な人もいる。
勉強して、練習して、上の人を目指し何時の日か追いつく為に頑張る。

 歴史に名前が上がる人の内、特別な人は幾人だろうか?
 特別な努力を積み重ねた、普通の人は幾人だろうか。


 貴方はどちらだろう?
美味しい話には罠がある。必ずしも才能があるとは限らない。

 そして、俺はどちらだろう?
膨大な努力をこなす事は可能なのか。途中で投げだし逃げたくなるかもしれない。


 それとも、何も出来ずに人生を終えるのか?
それに納得できるならそれで十分ではないだろうか。

 人間は矛盾だらけだ。
頭で納得しても心が納得していないときもある。
 人生の岐路に立つ前から、どう生きるのか悩んでいるのも良いかも知れないし、悪いのかもしれない。

 それは全て、その人の選択の上に成り立つ。
踏み出すか、踏み出さないか。
それとも、踏み出せないのか。

このままでは終わりたくない。
けど、このままで十分な気もする。
どうしたらいいんだ?
 いや、どうしたんだ、俺は?

まだ、答えは見えないんだ。

 今は未だ、波は低い。
今から波が高くなる事を考えているのは愚かな事かもしれない。
 些細な事だけど、俺は少し決めたんだ。
今まで、適当にポンポン楽に決めて生きて来た。
どうせ俺の事だ、重大な事はあっさり決めると思う。
 だけど、その前に、その前から、悩んでみる事にしよう。
 決めた、決まった、事ぐらいは覆さずに生きてはいきたいけれど。

 心はきっと、踏み出したい筈なんだよ。多分。
まだ決めた事ではないけれど。

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